『バカとつき合うな』

『バカとつき合うな』

何かと話題の二人、ホリエモンこと堀江貴文氏とお笑い芸人の西野亮廣氏が様々な「バカ」を紹介していく本書。サクサクと読みやすい本です。

バカといっても本書に出てくるバカは、多くが日本社会ではごく普通の価値観とされていることです。二人はそれらをバカと断じ、つき合うなと言います。二人が交互にバカを語っていますが、堀江氏の項を中心に。

想像力は才能ではなく、情報量だ。

まさにそのとおり。自分が子供の頃なんて、世の中がどうなっているのか、どういった生き方があるのか、全然知りませんでしたし、親も教えてくれませんでした(親も知らなかった)。教育に興味のない親ではなかったし、家にパソコンもありましたが、積極的に情報を取りに行くこともなく、ボーっと生きてましたね。自分の子供には、情報を与え続けようと思います。

学校教育というバカにつき合うな。

いやいや、学校ですよ。みんな何の疑いもなく通っている学校。学校は「従順な我慢体質」を刷り込んでいくシステムで、AI時代には、従順で我慢体質なだけの人間は行き詰まる と。確かに興味のない分野の勉強って苦痛でしかないですよね。学歴や偏差値に囚われず、好きなことをトコトン突き詰めろってことですかね。これも自分の子供には、やんわりと伝えていこうと思います。

マナーを重んじて消耗するバカ。

あーこれは心当たりがあります。新幹線での「シートを倒していいですか」とか、メールの「お世話になっております」とか。やっちゃいますね。無意味、時間の無駄らしいです。でも…やっちゃいますよね。

未来に縛られるバカ。

堀江氏は「未来からの逆算」が気にくわないそうです。老後の安泰のために大企業に就職する、大企業に就職するためにいい大学に入る、いい大学に入るために受験勉強する。確かにそんな人生はつまらないし、今後の社会には安泰なんて存在しないかもしれないですね。それなら、興味のあること、ワクワクすることに熱中して「現在」を楽しむ方が正解かもしれません。これも自分の子供に伝えていきたいと思いますが、やっぱり最後には今までのロールモデルに乗っけようとしてしまうのかな…

本書で一貫して語られているのは、自由になれ、考えるより行動しろ ということ。堀江氏の著書はかなり読んでいて、SNSやYouTubeもチェックしているので、特段目新しいものはありませんでしたが、最後には西野氏が堀江氏の意外な一面を明かしていて面白かったです。

本書で語られる二人の行動と思考を半分でも真似れば、まったく違った自分になれることは間違いないです。周りの反応もまったく違ったものになると思いますが。ともあれ、人生は一度きり、実践すれば明るい未来が待っている…かも。